storm glass/ストームグラス/天気管
この不思議な器具は19世紀のヨーロッパで使われた天気予報の道具です。樟脳などいくつかの化学薬品をアルコールに溶かしてガラス管に詰めたもの。溶液や沈殿の状態によって近未来の天気が予想できるためストームグラスあるいは天気管と呼ばれます。
●ストームグラス地球儀/天気管 2,100円天気管内の変化と天気予想
・天気が晴れるなら、ガラス管内の固形分は完全に底に沈み、液体は澄みきる。
・雨に変わる前は、沈殿物の量が徐々に増え、星のような形のものが透明の溶液中を浮遊する。
・嵐やひどい風の前には、固形分の一部が溶液の表面まで達し、大きな葉のような形になる。溶液は濁り、発酵しているように見える。この現象は天気の変わる24時間前に見られる。
・冬、特に雪や霜のときには、管の高い位置まで沈殿物が積もる。内容物はとても白く、浮遊する点状のものが見られる。
・夏、とても天気がよく暑くなるときは、沈殿物は管の非常に低い位置までしか積もらない。
・風や嵐が接近してくるときは、接近してくる方向の反対側のガラス管の壁に沈殿ができる。
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